ウニの貝焼きを炊き込みご飯に
いわき市の代表的なみやげといえば、ウニの貝焼きです。
ウニの貝焼とは、ウニの身をホッキ貝の殻に盛り、蒸し焼きにしたいわき市の郷土料理。
ウニ好きにはたまらない、ウニの味が凝縮した一品です。
これを炊き込みご飯にしたのが、「いわき名物 うに貝焼き弁当」です。
一見すると、ごく普通のウニご飯なのですが、蒸しウニの存在が「ウニを食べてる」感を強めています。
しかも、炊き込みご飯系にありがちな、コメが水分を吸いすぎてべちゃべちゃな感じがまったくありません。
米粒ひとつひとつが、しっかりとしていて、適度な水分なのです。
ご飯の量は、お茶碗2杯分はあって、あっさりとした味わいなのですが、ボリュームは満点です。
おかずとしてご飯のうえに乗っているシイタケ、ニンジン、ホタテは、ウニの味をそこなわないような味付けです。
あっさりしすぎていて、もう少しパンチが欲しいところですが、これを補ってくれるのが左上のガリです。
このガリが、舌をリセットしてくれる役割を果たしています。
味が変わったかも?
3年ぶりに食べた「いわき名物 うに貝焼き弁当」は、ウニの風味が薄いような印象でした。
気になって原材料の欄をみると、使用しているウニはチリ産です。
以前は違っていたような・・・?
価格は2016年当時と同じ1000円なので、原材料を入れ替えて、価格を抑えているのかもしれません。
味が落ちるくらいなら、値段を上げてほしいと思います。
最初に食べた時の感動が、かなり薄まりました。