田出宇賀神社とは?
会津田島祇園祭は、田出宇賀神社および熊野神社の祭礼として、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
田出宇賀神社の田出とは、この地の言い伝えによるものです。
その言い伝えとは、昔、この地の田のなかに小島があり、その小島の泉から田の神が出現し、町の名前を「田島」としたことに由来しています。
この田の神を、宇迦之御魂命(うがのみたまのみこと)と崇め、町の鎮守として奉じられました。
鎌倉時代の文治年間(12世紀末)に、この地の領主・長沼宗政の祇園信仰により、祇園の神である牛頭天王須佐之男命(ごずてんのうすさのおのみこと)を居城・鴫山城の鎮護の神として祀り、田島の鎮守であった田出宇賀神社の祭りに祇園祭を採り入れたのが起源とされています。
田出宇賀神社の反対側に見える小高い山に、鴫山城があり、現在は城跡の遺構が数々のこされています。
社殿には龍が彫刻されています。
会津田島祇園祭とは?
田出宇賀神社の祇園祭と熊野神社の例大祭をまとめて会津田島祇園祭と呼ばれています。
京都市八坂神社の祇園祭、福岡市櫛田神社の博多祇園山笠と並ぶ、日本三大祇園祭の一つとされています。
「お党屋」という祇園祭を担当する組によって運営されるお党屋制度があります。
お党屋組は12組あり、1年ずつ当番組を交替していくことになっています。
当番のお党屋組から、一年神主の家を選出し、当番お党屋組を中心に祭事を担当しています。
祇園祭は毎年、
7月22日 例大祭・大屋台運行
7月23日 七行器行列・大屋台運行
7月24日 太々御神楽奉納
に行われますが、神事は年初から行われています。
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