「こんなところに・・・？」という場所にあるのが、傍家（そばや）です。

民家も少ない、山間といっても良い場所に、傍家（そばや）がポツンとあります。

飲食店であることは、駐車場となっているスペースに立てられた旗と、営業時間が書かれた看板のみ。

前庭には芝生、すぐ脇には竹林のある、ごく普通の一軒家が、傍家（そばや）です。

ご主人が趣味で開店した蕎麦屋という風情です。

そのためか、営業時間は限られており、午前11時から13:30までとなっていますが、なくなり次第終了です。

また、定休日は火・水・木の3日間なので、出かけるときは営業しているかどうか、確認したほうが良さそうです。

傍家（そばや）のメニューは、全部で6種類。

• もりそば　700円
• 天もりそば　1000円
• 鴨南つけそば　1200円
• かけそば　700円
• 天ぷらそば　1000円
• 鴨南蛮そば　1200円

手打ちの蕎麦は、そば粉のうまみを感じるもので、ひとくち目は塩で食べてほしいものです。

つけだれも自家製のようで、雑味がなく、そば湯を足して飲み干したい味です。

そば湯を飲んだ後味も良く、とても好感がもてます。

全体的に、江戸前の蕎麦という印象です。

傍家（そばや）は、車で行くのが最適なのですが、郡山駅前から出ている小野駅前行のバスに乗り、下行合（しもゆきあい）で下車。

そこから徒歩40分ほどの場所にあります。

道は坂も多いので、徒歩はおすすめできません。

しかし、そば好きの人には、おすすめの蕎麦屋です。