ステンドグラスのある赤瓦の屋根の大正ロマン漂う駅舎
JR白河駅の駅舎は、大正時代に作られたもので、待合室の上にあるステンドグラスが有名です。
そのため、東北の駅百選に選定されています。
また、小峰城の郭内にある駅としても知られています。
白河という地名は、かつては白川でした。
その名が歴史に登場するのは、霊亀2年(716年)に、白川・石背・会津・安積・信夫の5群からなる石背国がおかれたことが初めのようです。
神亀5年(728年)には、「白河軍団」が置かれたとあり、この頃から白河が定着していったようです。
えきかふぇSHIRAKAWA
JR白河駅に隣接する形で、えきかふぇSHIRAKAWAがあります。
落ち着いた雰囲気のテーブルと椅子が、旅の疲れを癒やしてくれるようです。
SUICAは使えません
JR白河駅の残念な点は、SUICAが利用できないこと。
SUICA空白地帯であるうえに、新白河駅にその地位を奪われ、すべては現金決済となります。
乗車券も、カフェでの支払いも現金となります。
小峰城の郭内にありますから、小峰城はもちろん、白河市内観光の拠点として、利用してください。
初代藩主・丹羽長重が梯郭式の平山城として完成させた小峰城は、奥州の関門としての役割を果たしました。寛政の改革を行った松平定信もここで藩政に腕をふるいました。
日本100名城のひとつにも数えられています。
築城した丹羽長重は棚倉城を手掛け、その子・光重は二本松城の築城に関わっています。
福島県の城と丹羽家との関係が深いことがわかります。