無能寺の笠マツ(御蔭廼松)とは?
江戸中期に高僧として名高い無能が現れ、その弟子の不能が、師の徳をあがめて寺号を無能寺としました。
厳しい戒律を守って生活する律院として発展し、浄土宗奥州地方教化の中心寺院となったといわれています。
この寺の中心にあるのが、大きな椎茸のような形状をした、樹齢400年以上の笠マツです。
根回り9.5メートル、中心から東に6メートル、西に9.2メートル、南に6.2メートル、北に8.6メートル広がるアカマツは、明治天皇が東北巡幸のときに「御蔭廼松(みかげのまつ)」と命名されました。
1980年(昭和55年)に、福島県の天然記念物に指定されています。
笠マツの大きさを実感するのが、笠の下を通り抜けられること。
複雑な形に伸びた枝を間近にみることができます。
JR桑折駅から徒歩10分
無能寺までは、JR桑折駅から徒歩10分ほどです。
笠マツは、境内を埋め尽くすほどの大きさです。
伊達稙宗(だてたねむね)が、1532年(天文元年)に居城として築城した山城。
本丸からは、新幹線、東北自動車道が見え、今も交通の要衝であることがわかる場所にあります。
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