源泉かけ流しのアルカリ性炭酸泉
鏡石町の住宅街にある弘法不動の湯は、地元の人が通う温泉です。
源泉かけ流しのアルカリ性単純泉ですが、炭酸泉でもあるため、お湯につかっていると、身体に泡がまとわりつく、いわゆる「ラムネの湯」です。
露天風呂やサウナなどはありません。
内風呂ひとつですが、午前中から、近所の人たちが入りにやってきます。
源泉温度は39.1度ですが、ちょうどよい温度だと感じると思います。
半身浴のようにして、20分も浸かっていると、じわじわと汗をかいてきます。
pH9.1のアルカリ性なので、長時間入っていると、肌がカサつく人もいるかも知れません。
温泉の効能としては、自律神経不安定症、不眠症、うつ状態などに適応しているようです。
飲泉もできます
弘法不動の湯では、入り口のところに、飲泉用の蛇口があります。
1リットル25円で販売していて、近所の方は、毎日2リットルを買って、飲んでいるようです。
また、外には、風呂用の温泉蛇口もあるので、こちらも購入することができます。
湧出量が、1分あたり238リットルと豊富だからこそ、ですね。
味は、無味無臭で、少し黄味がかっています。
飲泉で、便痛が良くなる人も多いと聞きました。
利用方法
弘法不動の湯は、源泉かけ流しの温泉ですが、銭湯のようなものです。
入り口をはいると、係の方がいますので、そこで料金を支払ってください。
2019年4月1日からは、入浴料500円となります。
タオル等はありませんので、準備していくことをおすすめします。
休憩するお部屋を借りて一日利用も可能で、こちらは1300円になります。
弘法不動堂にお参りを
弘法不動の湯の敷地内には、弘法不動堂があります。
平成26年に建てられたお堂ですが、安置されている弘法大師像は江戸時代の作です。
温泉のあとは、こちらのお堂にもお参りしてみてください。
JR鏡石駅から徒歩8分
弘法不動の湯は、JR鏡石駅から、まっすぐに歩いて8分ほどです。
毎月、第2木曜日は、お休みになります。