福島県の温泉は、全国的にも珍しい泉質から単純泉まで多種多様。
日本中の温泉が集まっているといっていいほどのバラエティの豊かさです。
福島県内の温泉は、源泉かけ流しの露天風呂が多いことも特徴です。
少しずつですが、おすすめの温泉地と温泉宿を紹介していきます。
68℃の自家源泉と土湯温泉の源泉の混合泉の源泉かけ流しの宿。
自家製プリン、温泉たまご、そして大型犬も宿泊可能です。
【泉質】炭酸水素塩泉(自家源泉)と単純泉の混合泉
【源泉温度】自家源泉68℃ pH7.0、土湯温泉62.2℃
【適応症】自律神経不安定症、うつ状態、不眠症
【日帰り温泉】800円
海水とほぼ同じ塩分濃度の温泉施設。
【泉質】ナトリウム-塩化物強塩泉
【源泉温度】53℃ pH8.0
【適応症】きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
【日帰り温泉】400円
温泉雑誌や、テレビ番組などで知られている天然の炭酸温泉を味わえる日帰り温泉施設。
【泉質】含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉
【源泉温度】36.8℃ pH6.4
【適応症】きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、自律神経不安定症
【日帰り温泉】500円
【飲泉可】
野尻川に面した温泉宿。Wi-Fi完備で快適インターネット。
【泉質】玉梨温泉、八町温泉(亀の湯):ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉
【源泉温度】玉梨温泉:45.9℃、八町温泉:41.8℃
【適応症】玉梨温泉:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、八町温泉:きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態
【日帰り温泉】玉梨温泉、八町温泉ともに共同浴場あり
霧幻峡と呼ばれる、只見川の川霧発生エリアにある温泉。
開湯1200年、白鶴が傷を癒やしたという伝説があります。
【泉質】ナトリウム-塩化物泉
【源泉温度】52.9℃ pH7.0
【適応症】きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病
【日帰り温泉】600円~
【飲泉可】
自家源泉、自噴泉の源泉かけ流し。
【泉質】ナトリウムー塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉
【源泉温度】54.5℃ pH7.2
【適応症】動脈硬化・きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病
【日帰り温泉】550円
冬季休業となる秘湯の宿。小型犬ならペットOK。
【泉質】単純硫黄温泉 (低張性硫酸性高温泉) 、単純泉
【源泉温度】硫黄泉は44.9℃、単純泉は77℃
【適応症】アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症
【日帰り温泉】700円
【泉質】含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)
【源泉温度】58.3℃
【適応症】アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、きりきず、冷え性、末梢循環障害、うつ状態、皮膚乾燥症など
尾瀬国立公園内にある温泉旅館。山人(やもうど)料理がおいしい宿です。
【泉質】アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
【源泉温度】60℃、pH8.5
【適応症】自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
日光国立公園内にある、加温・加水・循環・濾過なし、自家源泉の源泉かけ流しの温泉宿です。
【泉質】ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉
【源泉温度】70.0℃、pH7.2
【適応症】動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性婦人病
【泉質】アルカリ性単純泉
【源泉温度】ぬるい湯:29.0℃、あつい湯:50.4℃
【適応症】きりきず、やけど、アトピー皮膚炎などの皮膚病
【飲泉可能】
【入浴料】500円
『究極の源泉宿73――誰も書かない“源泉かけ流し"の真実』のなかにも紹介されているほど、源泉の管理・提供方法にこだわりのある温泉宿です。
【泉質】ナトリウム-炭酸水素塩泉(純重曹泉)
【源泉温度】63.1℃、pH8.1
【適応症】きりきず、末梢神経障害、冷え性、皮膚乾燥症
会津若松の奥座敷・東山温泉は、開湯から1300年以上という古い温泉。
会津藩の湯治場、会津藩公が愛した温泉であり、土方歳三が負傷した傷の療養に利用した温泉としても知られています。
【泉質】硫酸塩泉(カルシウム・ナトリウム硫酸塩・塩化物泉)
【源泉温度】50℃~60℃
【適応症】リウマチ性疾患、運動機能障害、慢性皮膚疾患、創傷、更年期障害、動脈硬化症、高血圧症
きつねうち温泉は、白河市の中心部から離れた場所にある温泉施設です。
pH9.5というアルカリ性で、源泉温度は29℃の低温泉です。
【泉質】アルカリ性単純泉(低張性-アルカリ性-低温泉)
【源泉温度】29.0℃
【適応症】自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
鏡石町の住宅街にある弘法不動の湯は、地元の人が通う温泉です。
源泉かけ流しのアルカリ性単純泉ですが、炭酸泉でもあるため、お湯につかっていると、身体に泡がまとわりつく、いわゆる「ラムネの湯」。
【泉質】低張性アルカリ性単純温泉・炭酸泉
【源泉温度】39.1℃
【適応症】自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
【飲泉可能】
源泉の湧出量が毎分13,400リットルもあり、単一の湧出口からの湧出量としては日本一。湯治場として栄えた温泉地であり、宝暦年間(1751年)のころから利用されてきたという歴史があります。
【泉質】酸性含硫黄硫酸塩塩化物温泉
【源泉温度】68.3℃
【適応症】胃腸病、リウマチ性疾患、慢性皮膚疾患、運動機能障害、慢性胃腸病、関節痛、水虫、痔、糖尿病、高血圧、切り傷、外傷、手術後の傷など殺菌力を期待するもの
【飲泉可能】
「湯遊ランドはなわ」は、日帰り温泉も楽しめますが、宿泊施設やオートキャンプ場も併設した温泉施設。
男女別の大浴場、露天風呂のほかにマイナスイオンたっぷりの低温サウナまでそろっています。
【泉質】アルカリ性単純温泉
【源泉温度】25.7℃
【適応症】きりきず、やけど
高田温泉は、会津美里町の第3セクターが運営する温泉施設。
男女別の大浴場のほかに、休憩室や食事処があります。
営業時間は、午前9時 ~ 午後9時まで。
定休日は毎週火曜日(祝日の時は翌日)となっています。
【泉質】ナトリウム-塩化物泉・硫酸塩温泉
【源泉温度】52.8℃
【適応症】きりきず、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症
会津地方を代表する温泉地・芦ノ牧温泉。
芦ノ牧の地名は、会津若松に居城を構えた芦名氏の、軍事用の馬の産地だったことから名付けられたといわれています。
【泉質】硫酸塩泉(カルシウム・ナトリウム・硫酸塩・塩化物温泉)
【源泉温度】60℃〜73℃
【適応症】動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
江戸時代に銭湯をはじめた与市から名付けた、スパリゾートハワイアンズの和の露天風呂が「与市」。大きな男女別の露天風呂です。
【泉質】硫黄泉(含硫黄・ナトリウム・塩化物・硫酸塩泉)
塩化物泉(ナトリウム・塩化物・硫酸塩泉)
【源泉温度】58.1℃
【適応症】神経痛 筋肉痛 関節痛 五十肩 運動麻痺 関節のこわばり うちみ くじき 慢性消化器病 痔疾 冷え症 病後回復期 疲労回復 健康増進
「湯本」という地名がある場所の温泉は歴史のあるところが多いのですが、いわき湯本温泉も例にもれず、奈良時代には温泉として認識されています。町中には温泉神社もあります。
【泉質】含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)
【源泉温度】58.3℃
【適応症】アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、きりきず、冷え性、末梢循環障害、うつ状態、皮膚乾燥症など
袋田の滝上流部に位置する月居温泉 滝見の湯 白木屋は、施設の管理、運営のすべてが地元の人たちの暖かい手によって行われている公衆浴場。
【泉質】アルカリ性単純温泉
【源泉温度】43℃
【適応症】神経痛、筋肉痛、腰痛、ひざ痛、アトピー、打撲、冷え性など
那須でも、塩原温泉はいたるところに温泉があり、源泉かけ流しの露天風呂も多い、一大温泉郷。
そのさらに奥まったところにあるのが、塩の湯温泉郷です。
【泉質】ナトリウム―塩化物温泉(中性低張性高温泉)
【源泉温度】55.8℃
【適応症】