今から約630年ほど前に、東黒川館を葦名直盛が築いたのがはじまりとされ、その名は、黒川城→若松城→鶴ヶ城と変遷しています。
明治時代に植えられた多くの桜が、鶴ヶ城全体を包みます。
初代藩主・丹羽長重が梯郭式の平山城として完成させた小峰城は、奥州の関門としての役割を果たしました。寛政の改革を行った松平定信もここで藩政に腕をふるいました。
日本100名城のひとつにも数えられています。
築城した丹羽長重は棚倉城を手掛け、その子・光重は二本松城の築城に関わっています。
福島県の城と丹羽家との関係が深いことがわかります。
寛政の改革で知られる白河藩主・松平定信が築庭した、日本最古の公園です。
かつては「大沼」と呼ばれていた湿地帯に、堤を作って貯水し、庭園の要素を取り入れて享和元年(1801)に築庭されました。
1924年(大正13年)12月9日には、国の史跡および名勝に指定されています。また、2010年(平成22年)3月25日には、農林水産省のため池百選に選定されました。
須賀川市天然記念。
樹齢300年のエドヒガンのシダレザクラで、花数が多く、こんもりとしたピンク色が特徴です。
樹高12メートル、根回り3.5メートルと大きく、写真を撮るなら、遠目からのほうがおすすめです。
二本松城の本丸へと続く観音丘陵遊歩道は、桜並木が続く桜の名所。
福島県自然遊歩道50選に選ばれており、二本松城の本丸から観音丘陵の尾根が続き、遊歩道の全長は約3キロメートルあります。
桜の時期には、二本松市内が桜色に染められている様子がよくわかります。
日本100名城のひとつ。別名、霞ヶ城・白旗城と呼ばれており、現在は霞ヶ城公園として整備されています。
二本松では、江戸時代から菊花の育成が盛んで、毎年秋には菊人形の会場となります。 平成19年(2007年)7月26日、二本松城跡として国の史跡に指定されました。
四季の里 緑水園は、3万㎡の広大な庭園がひろがる、四季を通じて花が楽しめる場所。
桜250本、ハナモモ70本、芝桜2000㎡、ツツジ5000株、クリンソウ、しゃくなげ3000㎡、バラ2000㎡、あやめ・花菖蒲30万本、紫陽花3000株が、見どころの池泉回遊式花庭園です。