馬陵城の別名をもつ相馬中村城
相馬中村城は、平安時代初期に、奥州鎮撫のため坂上田村麻呂が築いたのがはじまりとされています。
周囲を溜池と堀に囲まれた平山城で、現在は、相馬妙見社の社殿となっています。
相馬中村城は、築城当時の姿をよく残している貴重な城跡と考えられています。
本丸跡に相馬神社
相馬中村城の本丸跡には、明治13年に、相馬師常を祭神として創建された相馬神社があります。
相馬中村神社とは別になりますので、ご注意を。
縄張りが広いため、外大手一の門は、少し離れた場所になります。
堀が二重になっており、長友グラウンドの外側に外大手一の門があります。
JR相馬駅から徒歩10分
相馬中村城は、JR相馬駅から徒歩10分ほど。
街なかを散策しながら目指すのがおすすめです。
入り口が、相馬中村神社とほぼ同じ場所にあるのですが、運動場のほうからも入ることができます。
城跡の様子を見たいのであれば、運動場側から入ることをおすすめします。
国の重要無形民俗文化財に指定されている野馬追の神事には、馬を追う野馬懸、街を騎馬武者が行進するお行列、そして雲雀ヶ原祭場地で行われる甲冑競馬と神旗争奪戦があります。
相馬太田神社は、鎌倉時代に相馬氏が移り住んだ際に、初めて住んだ場所とされています。
国の重要無形民俗文化財に指定されている相馬野馬追では、出陣式が行われる神社として知られています。