「小松島」とも評され日本百景のひとつ
松川浦は、砂州によって太平洋と隔てられた、南北5km・東西3kmほどの南北に細長い入り江(湾)です。
「小松島」とも評され日本百景のひとつであり、松川浦県立自然公園に指定され、日本の白砂青松百選にも選ばれています。
松川浦の歴史は古く、1688年(貞享5年)には、第5代中村藩主である相馬昌胤(そうままさたね)が、松川浦を新名所と公認しようと、東山天皇に勅許を願い出ています。
明治時代までは、地形を生かした製塩事業が盛んに行われました。
現在は、海苔の養殖が盛んです。
東日本大震災で松並木が流出
2011年3月11日に発生した東日本大震災による津波で、松川浦は大きな被害を受けました。
かつて、松並木があった場所には、今では松は一本もなく、見通しがかなり良くなっています。
残っているのは、海水をかぶって立ち枯れた松です。
松川浦桟橋
松川浦の中ほどにむかって、桟橋が整えられています。
この桟橋を歩いていくと、松川浦のうえを歩いているかのような気分になります。
撮影は朝ですが、きっと夕日も美しいでしょう。