風呂山公園は、日露戦争終戦後の荒廃期に、当時の塙青年会員たちが、町の希望の木としてヤマツツジを植えて、管理してきたのが始まりです。

「大正元年９月15日塙青年会」に記念植樹したという標柱が残されていることから、100年以上が経過しています。

その間に、ヤマツツジはどんどん育ち、ヤマツツジが斜面を多い、大きく育ったヤマツツジがアーチ状になり、その下を人が歩くようになっています。 

山つつじは、3,967本で（平成22年３月現在）あります。

昭和63年には「ふくしま緑の百景」、平成19年には「福島遺産百選」にも選ばれています。

ヤマツツジは、酸性土によく生えるそうなので、風呂山公園周辺は酸性土なのだと思われます。

風呂山公園は、水郡線の磐城塙駅から徒歩10分ほど。

山の頂上には、三峯神社がありますので、頂上を目指してください.

また、近くには、道の駅はなわ天領の里がありますので、食事や休憩ができます。

車で行く場合には、行き止まりや通り抜け禁止が多いので、注意してください。

駐車場は2ヶ所あり、風呂山公園の入り口には、清水が流れ出る場所がありますので、奥のほうの駐車場が便利です。

斜面を歩くことになるので、山歩きができる靴が良いです。

写真を取りながら一周すると、40分ほどかかります。