大池公園(あゆり沼)とは?
大池公園は、19.4ヘクタールの敷地に、周囲約2キロメートルの「あゆり沼」を中心として散策路が整備されています。
周辺にはキャンプ場、ソフトボール場、茶室・和室のある日本庭園、工芸工房・展示館などの施設が備えられています。
大賀ハスが咲き乱れる大池公園
7月から8月には、ハスが開花します。
古代のハスとしても知られる「大賀蓮(オオガハス)」が群生していましたが、東日本大震災とそれにともなう福島第一原発事故のために、大賀ハスの群生は一時撤去されてしまいました。
夏の早朝に大池公園にいくと、大賀ハスの大きな葉に朝露が転がる様子が見られました。
また、ハスの茎が、水中の根としっかりと繋がっていることも理解できます。
ハスの群生が水に浮かぶ様子を見ることができるのは、大きな池だからこその景観です。
四季折々に楽しめる自然
あゆり沼の周囲は、アカマツ林、サクラ、アジサイなどが植えられています。
春は桜、夏はハス、秋は紅葉が楽しめます。
大池公園そばにある馬魂碑・雉子冢
馬魂碑があるということは、大池公園の地が馬と関係が深いことを表しています。
矢吹町がある白河地方は、田村地方とならんで馬の産地として有名でした。
とくに江戸時代の白河藩は、馬を殖産政策として位置づけており、馬市を創設、良馬の買上げ、馬代金の貸付などを行っていました。
雉子冢のほうは、明治時代の「岩瀬御猟場」が関係しているようです。
東郷平八郎、乃木希典、島村速雄など国内外の名士が訪れたと記録されている岩瀬御猟場には、常時3千羽の雉子が棲息していました。
明治時代には東京の植物御苑(新宿御苑)が鴨猟の御猟場、鹿猟の日光御猟場、雉子猟の岩瀬御料地が設けられ、大正十四年に廃止されるまで使用されたようです。
矢吹町は隣接する鏡石町とともに、明治時代に開発された場所です。
大池公園は、鏡石町に隣接していますので、明治時代の歴史に興味がある方は、鏡石町にも足を伸ばしてみてください。
鳥見山公園のある丘のうえに鏡石神社(鳥見山神社と呼んでいます)があります。
創建は明治16年2月という、新しい神社です。
祭神は神武天皇、奈良の橿原神宮から勧請しました。
鏡石神社の由緒書きによると、日本ではじめての西洋式牧場である岩瀬牧場関係者が、皇居を遥拝するために創建した神社になります。
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